このたび当院に呼吸療法認定士の資格を取得した職員3名がおりますので、ご紹介します!
皆様、呼吸療法認定士をご存知でしょうか。
当院では自由参加型の院内研修で、呼吸器関連の研修を取り入れ、そこで資格取得を目指していました。
今回3名の職員が無事に取得しましたので、ご紹介します。
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呼吸療法認定士は、日本胸部外科学会と日本呼吸器学会、日本麻酔科学会の3学会が合同で認定している資格で、正式名称は「3学会合同呼吸療法認定士」といいます。
呼吸療法とは、吸入療法や酸素療法、呼吸理学療法、人工呼吸など、重症患者管理において重要な柱となる治療手段の1つです。
高度な現代医療により長寿化が進む一方で、慢性の呼吸器疾患や合併症を持つ患者は増えており、呼吸療法に精通したスタッフの養成が急務とされています。そこで、呼吸療法の習熟とレベルの向上・維持を目的に創設された資格が、呼吸療法認定士です。

認知症ケア専門士の役割は?
理論から実際の治療まで、呼吸療法に関する専門知識と技術を身につけます。呼吸療法認定士の役割は、それぞれの職種の役割の中で呼吸療法のレベルアップを図り、充実したケアの提供につなげることです。たとえば臨床の場面では、スタッフの中心となってカンファレンスを実施したり、呼吸器疾患の方が急変した場合に冷静に状況を把握し、対処するといった役割が求められます。あるいは、患者様に対し、呼吸理学療法などの知識を活かしてADLやQOLの向上に努めることもできます。

今後の活躍に期待しています!