医療安全管理室

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医療安全管理室 看護師長

鈴木美佳

医療安全管理者紹介

私は昨年の4月から新しく医療安全管理室に配属となりました。それまでは2年間セーフティーマネージメント委員長をやっていました。プライベートでは高校1年生~小学3年生の子供4人のママをしています。医療安全管理者としてはまだまだ未熟さを感じる中、日々学ぶ姿勢を大切に、仕事と子育てに奮闘しています。体力と粘り強さには自信があります!

当院は年間1500件前後のインシデント・アクシデント報告があります。ある程度の報告件数を確保しないとその施設の医療安全の課題や問題が明確にならないと言われています。その点では、当院は医療安全の文化が築かれていると評価しています。

安全な医療は医療の基本です。最優先となる患者様・ご家族の安心と安全を確保するためには、職員がいかに危険と隣り合わせの環境の中で働いているかの認識を深め、心理的安全性の高い職場環境作りが基盤になると痛感しています。また、職員がインシデント報告の意義を理解し、事例から学ぶ姿勢を打ち出せるよう医療安全管理者として支援していきたいと思っています。

医療安全管理室とは

院長直下の独立した部門として組織横断的に医療安全を推進する機関です。
医療安全管理委員会の下部組織として、リスクマネージャー委員会と看護部委員会の1つであるセーフティーマネージメント委員会の2つの委員会を配置し、特に看護領域との連携、協働を強化し、相互支援の関係を築いています。
院内における患者様の安全体制を手厚く配置しています。

主な業務は下記のとおりです。

  1. インシデント報告により事象の原因・再発防止策の検討と周知を図ります
  2. 全職員対象の研修を年2回行い、職員の医療安全やリスク管理の意識向上を目指します
  3. 医療事故発生時の対応全般に関わり、関連委員会と連携し情報共有し、業務改善活動等の支援を行っています